第73回日本矯正歯科学会【第5回日韓ジョイントミーティング】

2014年10月20日~22日まで、千葉、幕張メッセで矯正歯科学会が開催された。矯正歯科学会とは、ブラケット(いわゆる金具)あるいはブレースを歯に接着してそこにワイヤーを通して、歯並びを整える治療のための学会である。会員数は6300名を越える学会で、歯科の学会の中でも会員数が多い。

今回のテーマタイトルは、『矯正歯科の新機軸を考える』ということで、新技術のみならず基礎研究からの未来を見据えた新しい話題が取り上げられている。韓国とのジョイントミーティングだったので、国際的な顔ぶれの特別講演も多くみられた。韓国だけでなくEU圏の演者の話は、そのバックグランドの状況と合わせた背景が関係する話で興味深い。


学会メインホール


学会会場からの風景

矯正治療のトピックとしては、口腔内にアンカーとしてマイクロインプラント(小さなねじ状のピン)を埋入して使用する話が話題であった。当院では、かなり以前から(開発当時)使用していたが、近年は、いろいろと改良されて使用しやすさが増している。当院では、ほぼ80%近くの患者さんで使用中している。他にもいろいろな興味深い発表も多く、広い会場を見て回るだけでくたびれてしまった。以前に比べ若い研究者が多く、活気にあふれた雰囲気が印象的であった。

院長記

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