6/14,15,16 第27回日本顎変形症学会総会、学術大会、東京

顎変形症とは、上あごや下あごの大きさや形の異常によって顔面の変形とかみ合わせのずれを起こしている状態をいいます。顎変形症学会とは、その治療を巡っていかに最善の治療ができるかということについて、口腔外科医、矯正歯科医、形成外科医などが討論する場です。

今回の学会は、東京、新橋からゆりかもめに乗って、お台場のある国際展示場駅前のファッションビルで開催されました。途中、レインボーブリッジを眺めながらの車中は東京とはまた別の未来都市へ向かうよう。巨大なビルや建物が海沿いに巡っていて不思議な感じ。

今回の会場は巨大建造物の奥にある2階ホール。6月14日は、学会前日の教育研修会で、若手の口腔外科医や矯正歯科医のための研修会ではあるが、最新の内容の紹介があるので年配者の姿もそれなりに見られます。来年からは、学会の認定医制度が施行される予定で、この研修会も認定医の必修研修になるとのこと。

今回の主題は、顎変形症治療における三次元シュミレーションの実際ということで、最新の3Dの紹介とそれを利用してのチームアプローチの注意点についての実際的な話であり、いろいろとなるほどと思える話が盛りだくさんでした。毎年受講していますが、お互い施設同士の熟練具合の同調が、さらなる臨床の充実に繋がるので大切な機会と考えています。

学会の主題が形態の改善と機能の回復ということですが、3D技術の展開ということが進んでくると、それに伴ういろいろ見えていなかった部分での問題点が話題となっていました。そのことは、治療の組み立てを最初に考える上で考慮すべき事柄となり、これまでの治療計画にも影響してきます。

いろいろと気になるシンポジウムが目白押しでありますが、ずっと本気モードで聞いていると疲れます。

福島県ではあまり普及していない顎変形症治療ですが、当医院は、日本の最先端目指して新潟大学医歯学総合病院、再建外科とのチームアプローチで顎変形症治療の臨床を牽引していく気概です。